(AP Photo/Michael Probst)
歯もない、60センチの舌があり1日で3万匹も食べられるのは何だろう…? それはもちろんアリクイです!
Image via .
アリクイは中南米を故郷としています。 体重0.5kgで木の上に住むシルキーアンテイーターのように、小さくてリスみたいなのもいます。 また、体長2メートル以上、体重55キログラムにもなるオオアリクイのような大きなものもいます!
AP Photo/Michael Probst
アリクイの舌はとても長く、頭の2倍の長さにもなります!
アリクイの舌の長さと、頭の長さを比べると、その大きさがよくわかります。 また、小さなトゲで覆われているため、本当に粘着性があり、アリクイが蟻塚からアリを舐めるときに、マジックテープのように作用してアリを捕らえる。
Photo by flöschen licensed CC BY 2.0
アリクイは怒ったアリに噛まれないように、1分間に150~160回という速さで舌を動かし、アリをすりつぶすのです。 アリクイには歯がないので、噛むのはすべて胃の中。 胃には硬くなったヒダがあり、それが互いにこすれ合って昆虫をすり潰し、消化する。
Photo by berkielynn licensed CC BY-SA 2.0
アリクイは1日に15時間も眠ることがあります。 でも、アリクイの体温は32.7度(人間の平均体温は37度)と、世界の哺乳類の中で最も低い部類に入るというのがすごいところ。 そのため、寝るときには毛布のように尻尾を巻いて暖を取ることが多い。
怠惰で愛らしい動物のように見えるが、アリクイにも厳しい面があることを知ってほしいと思っている。 ジャガーやクーガー、パイソンなどの天敵から身を守るために、長さ10cmの爪を持っているのです。 その爪はとても鋭く、アリクイは体を切らないように指の関節で歩かなければならない。 この野生の獣は、獰猛でアリを食べる機械なのです。 というのは冗談。 アリクイってかわいいんですよ!