子宮頸がんには様々な種類があります。 最も多いのは扁平上皮がんです。 癌細胞は3つのグレードに分けられます。
種類
あなたが持っている癌の種類を知ることは、どの治療が必要かを医師が決定するのに役立ちます。 子宮頸がんには、主に2つのタイプがあります。
- 扁平上皮がん
- 腺がん
これらは、がん化する細胞のタイプにちなんで名付けられました。
子宮頸がん100人のうち70~80人が扁平上皮がんです。
腺がん
腺がんは、粘液を生産する腺細胞で発生するがんです。 子宮頸部には、子宮頸部から子宮につながる通路(内頸管)の内側に腺細胞が点在しています。
腺癌は扁平上皮癌より少ないですが、近年、より一般的になってきています。
腺癌は、子宮頸部の扁平上皮癌と同じように扱われます。
腺扁平上皮癌
腺扁平上皮癌は、扁平上皮癌細胞と腺癌細胞の両方を持つ腫瘍です。 これは子宮頸がんの中でもまれなタイプです。
腺扁平上皮がんは、子宮頸部の扁平上皮がんと同様の方法で治療されます。
小細胞がん
子宮頸部の小細胞がんは、非常にまれなタイプの子宮頸がんです。 子宮頸がんと診断された女性の100人に3人(3%)程度がこのタイプです。
小細胞がんは急速に成長する傾向があり、一般的な子宮頸がんとは異なる方法で治療します。
その他のまれなタイプのがん
ごくまれに、他のタイプのがんも子宮頸部に発生する可能性があります。 例えば、リンパ腫や肉腫などです。
グレード
がんのグレードは、がん細胞がどの程度正常な細胞に似ているかを示しています。
がん細胞のグレードは1から3まであります。
- グレード1(低グレード)は、最も正常な細胞に似ています
- グレード2は、正常細胞に少し似ています
- グレード3(高グレード)は非常に異常で正常細胞とは異なります
- グレード1は、正常細胞よりやや低いグレードです
- グレード3は、正常細胞よりやや低いグレードです
グレード3は、異常で正常細胞よりも低いグレードです。