服用前に、フルコナゾールにアレルギーがあるか、他のアゾール系抗真菌薬（ケトコナゾール、イトラコナゾールなど）にアレルギーがあるかを医師、薬剤師に伝えて下さい。 この製品には、アレルギー反応やその他の問題を引き起こす可能性のある非活性成分が含まれている場合があります。 詳しくは薬剤師にご相談ください。

この薬を使用する前に、医師または薬剤師に病歴、特に以下の項目を伝えてください：

• 肝臓病
• 腎臓病

フルコナゾールにより心拍数に影響を与える状態（QT延長）が起こる可能性があります。 QT延長は、まれに重篤な（まれに致命的な）速い／不規則な心拍や、すぐに医師の診察が必要なその他の症状（激しいめまい、失神など）を引き起こすことがあります。

特定の病状がある場合、あるいはQT延長を引き起こす可能性のある他の薬剤を服用している場合は、QT延長のリスクが高くなることがあります。 フルコナゾールを使用する前に、服用しているすべての医薬品と、次のような症状がある場合は、医師または薬剤師に伝えてください。

• 特定の心臓疾患（心不全、遅い心拍、心電図のQT延長）
• 特定の心臓疾患の家族歴（心電図のQT延長、心臓突然死）

血中のカリウムやマグネシウムが少ないとQT延長のリスクが高まる可能性もあります。 このリスクは、特定の薬剤（利尿剤／「水薬」など）を使用している場合、またはひどい発汗、下痢、嘔吐などの症状がある場合に増加する可能性があります。 フルコナゾールの安全な使用について医師に相談してください。

まれではありますが、この薬でめまいがすることがあります。 アルコールや大麻（カンナビス）により、よりめまいがすることがあります。 安全にできるようになるまで、運転や機械の使用、覚醒が必要なことはしないでください。 アルコール飲料を制限してください。 マリファナ（大麻）を使用している場合は、医師に相談してください。

手術を受ける前に、使用しているすべての製品（処方薬、非処方薬、ハーブ製品を含む）について医師または歯科医師に伝えてください。

高齢者はこの薬の副作用、特にQT延長（上記参照）に対してより敏感かもしれません。

妊娠中、この薬は明らかに必要な場合にのみ使用する必要があります。 妊娠の最初の3ヶ月の間に服用すると、胎児に害を与える可能性があります。 リスクと利点について医師と相談し、代わりに膣内または膣周辺に塗布する薬を使用すべきかどうか尋ねてください。

フルコナゾールは母乳に移行しますが、授乳中の乳児に害を与えることはほとんどありません。 母乳で育てる前に医師に相談してください。