地理・気候情報 ラオス・メコン

ラオスの地理情報

ラオス(Laos PDR)は東南アジアの真ん中に位置している国です。 内陸国なので海には直接アクセスできず、中国、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマーと共通の国境を持つ。 インドシナ半島の中央部に位置する国である。 ラオスの首都はビエンチャンで、タイとの国境に近い国土の中央に位置している。

まだあまり知られていないメコン川は、ラオスの領土を北から南までほぼ1900キロメートル流れ、ラオスの主な地形的な特徴となっている。 メコンはタイと800キロメートル以上の自然な国境を形成しているが、橋は数本しかない。

総面積23万6800平方キロメートルのラオスは、多様な山岳地帯、高原地帯、メコン地域に沿った平原地帯の3つの地域に分かれている。 特に北部と南東部は、国土の4分の3を山や台地が占めている。 ラオス北部は、荒々しい山々、ジャングル、農業地帯で占められている。

ラオスとメコン川北部の気候

気候は熱帯モンスーン気候で、乾季と雨季の2つの季節に分かれる。 乾季はおおむね10月から4月まで、雨季は5月上旬から9月末までである。 モンスーンの時期は、短時間の激しい雨が降る。 年間平均気温は約28℃だが、寒冷期には15℃や10℃まで下がることもある。 また、冬にはジャールス平で凍結することもある