シルクワームのライフサイクル
絹の虫のライフサイクルを紹介。 Image copyright Ozgur Babacan 2015
絹は、桑絲蛾Bombyx moriの幼虫である蚕の繭から取れる天然繊維。
Bombyx Mori silk moth, drawn in charcoal by Ozgur Babacan. Copyright Ozgur Babacan 2015 Life Cycle of a Silkworm
– 雌の蛾は300~500個の小さな卵を産み、10日前後で幼虫(蚕)が孵化します。蚕は30~40日ほど桑の木の大量の葉だけを食べています。
– 蚕は食べながら成長し、最大4回脱皮します。
– 最後の脱皮の後、蚕は自分の周りに繭を作ります。
– 繭の中で、蚕は幼虫と成虫の間の蛹に変わります。
– 約2週間後、蛹は繭から出てきて成虫になります。
– 成虫は仲間を探して、雌はさらに卵を生み、またこのサイクルを始めます。
– 桑の繭から糸をほどくと900メートルにもなる
– 1kgの絹を作るには5万個以上の繭が必要
– 25匹の蚕を卵から繭の段階まで養うには10フィートの桑の木か2本の小さな茂みが必要、葉も十分にある
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