肝毒性
ザイティガ治療中に肝毒性(ALTやASTが5×ULN以上または総ビリルビンが3×ULN以上)が生じた患者に対しては、ザイティガによる治療を中断してください。 肝機能検査値が患者のベースラインに戻るか、ASTおよびALTが2.5×ULN以下、総ビリルビンが1.5×ULN以下になった後、750mg 1日1回の減量で治療を再開することが可能です。 治療を再開する患者については、血清トランスアミナーゼ及びビリルビンを3カ月間は少なくとも2週間ごとに、その後は毎月測定する。
750mg1日1回の用量で肝障害が再発した場合、肝機能検査値が患者のベースラインに戻るか、AST及びALTが2以下又はそれ以上になった後に500mg1日1回の減量で治療を再開することができる。5×ULN および総ビリルビン1.5×ULN 以下。
減量した1日1回500 mgで肝毒性が再発した場合は、ZYTIGAによる治療を中止してください。
ALTが3×ULN以上、総ビリルビンが2×ULN以上となり、胆道閉塞や他の原因による同時上昇のない患者については、ZYTIGAを永久に中止してください。